村人たちの「御一新」(展示)
提供:『れきナビ―やしお歴史事典』
(幕末・維新の八潮地域(展示)から転送)
村人たちの「御一新」(展示)〔むらびとたちのごいっしん(てんじ)〕は、八潮市立資料館の第40回企画展(明治150年記念展示1)。
目次 |
概要
- 展示タイトル:第40回企画展 明治150年記念展示1 村人たちの「御一新」―幕末・維新の八潮地域―
- 会場:資料館企画展示室・踊り場
- 会期:平成30年(2018年)7月28日(土)~9月24日(月・振替休日)
- 日数:51日
- 観覧者数:1,902人(一日あたり約37人)
- 展示資料点数:82点 ※展示資料リストはこちら(PDF)
- 展示解説パンフレット:A4判16ページ
開催にあたって―パンフレットより―
幕末期、日本は度重なる天災、飢饉〔ききん〕、世情の不安から、全国各地で一揆〔いっき〕や争いが起こりました。また諸外国のアジア進出の波は日本にも及び、日本近海に外国船が頻繁に現れるようになります。このような状況のなか、これまでの体制を変えようとする新政府の政治は「御一新〔ごいっしん〕」と称され、新たな時代へと歩み出したことで、250 年以上続いた江戸幕府の世は終わりを告げます。
八潮地域ではこの時期に大きな戦乱は起こらなかったものの、幕府や新政府に対して兵賦〔へいぶ〕の提供などを求められ、「御一新」の波により人々の暮らしに様々な影響がもたらされました。明治改元から150 年を迎える現在、地域には幕末・維新の史料が数多く残されており、それらを取り上げることで、激動の時代を歩んだ八潮の人々を知っていただきたいと考えます。
本企画展は明治150 年記念展示として、幕末・維新の八潮地域を紹介します。当時の八潮の人々が時代の変化をどのようにとらえ、近代へと歩み出したのか、その歴史をひも解きます。
展示構成
- 第一章 幕末―新たな時代への波―
- 第一節 幕末の社会情勢
- 第二節 村人たちの情報収集
- 第三節 幕府から新政府へ
- 第二章 明治維新―「御一新」の流れを受けて―
- 第一節 新たな時代のはじまり
- 第二節 小菅県の誕生
- 第三節 明治天皇の東北・北海道巡幸
- 第三章 明治の諸改革
- 踊り場展示
関連事業
- 展示解説会
第1回 8月18日(土)
第2回 9月9日(日)
初心者のための古文書講座「幕末・維新期の古文書を読む」全3回 7月28日(土)、8月4日(土)・19日(日)
企画展が紹介された放送
- J:COM「デイリーニュース」 8月2日放送
- NHKFMさいたま「日刊さいたま~ず」 9月5日放送
参考文献・ホームページ
- 『広報やしお』第812号 ※展示案内掲載箇所のPDFはこちら(八潮市ホームページへリンク)
関連項目
- ☆このページの平成30年(2018年)9月27日版(初版)はこちら