祭礼相撲
提供:『れきナビ―やしお歴史事典』
- ※画像について、拡大表示したい場合や出典を確認したい場合は、画像をクリックしてください。
目次 |
大曽根村八幡宮の祭礼相撲
近世後期の大曽根村八幡宮(現八幡神社)では、8月15日の祭礼日に相撲が興行されていた。近在の人々も楽しみにしていた一大行事であった。
祭礼相撲関係の古文書の一部を紹介する。
嘉永7年(1854年) 大曽根村八幡宮祭礼相撲興行願
- 出典:八潮市立資料館寄託 大曽根豊田篤信家文書145(複製本CH1189) 「八幡宮祭礼相撲願書外扣〔ひかえ〕」より
- 画像
- 翻刻:こちら(PDF)
- 解説:「八幡宮祭礼相撲願書外扣」の冒頭にある文書で、大曽根村の村役人が領主の旗本森川氏役所宛に相撲興行を願い出たもの。勧進元は錣山〔しころやま〕喜平次。百姓相手に相撲を取らせないことなどを誓約している。なお、「八幡宮祭礼相撲願書外扣」には、相撲の取組結果なども記載されている。
- 備考
- 平成23年度(2011年度)に資料館が開催した古文書講座で使用。
- 天保3年(1832年)の「八幡宮祭礼相撲願書控」は、『八潮市史 史料編 近世1』史料139に収録されている。
参考文献・ホームページ
八潮市立資料館刊行物・収蔵文書
- 八潮市史編さん物
- 『八潮市史 通史編1』(1989年)1055~1056ページ
- 『八潮市史 民俗編』(1985年)885~887ページ
- 『八潮市史 史料編 近世1』(1984年)解説32ページ、史料139
- 資料館収蔵文書
- 大曽根豊田篤信家文書145(寄託)